イラストを描くのが好きで、毎日絵を描いているという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして中には、描いている絵を仕事にしたいと考えている人も多いはずです。
しかし、そこで疑問がひとつ
「イラストレーターってどうやって働けるの?」
「独学すれば副業イラストレーターになれる?」
まずその部分でつまづいているという人も多いでしょう。
そこで、今回はイラストレーターを副業として始めてみたいという人を対象に、独学の方法やその難しさについてご紹介したいと思います。
最後の方には、わたしの経験も含めてスムーズな副業開始ルートをご紹介しますので、ぜひご確認ください!
~もくじ~
この記事はこんな人にオススメです
- イラストを仕事にしたい
- 副業をはじめたい
- イラストレーター独学方法を知りたい
また、この記事を読むことによって、次の内容を解決できます。
- イラストを仕事にする方法
- 副業にオススメの場所
- 勉強方法
- 仕事が取れるイラストレーター副業最短ルート
イラストレーターの仕事とは?
まずは、基礎知識としてイラストレーターができる仕事について見ていきましょう。
中には知っているという人もいるはずですので、かなり簡単にご説明しますね。
クライアントワーク
イラストレーターのお仕事のほとんどは、クライアントワークに該当します。
「イラストが欲しい」という人が求める絵を描いて提出するというもので、たとえば、ソーシャルゲームのキャラクターイラストなどが挙げられます。
企業に属して働いている人はもちろん、フリーランス、副業として動く方も関わってくる働き方ですので、キーワードだけでも知っておきましょう。
ストックイラスト
こちらはクライアントを考えるのではなく、いろんな人たちに使ってもらえるイラストを自発的に作成するという内容の働き方です。
かんたんに説明すると、笑顔のこどものイラストを描いて公開することによって、そのイラストを仕事や商品に使用したい人がダウンロード・購入して、自由に使ってもらうという内容になります。
ダウンロード・購入の価格は数十円とかなり安価ではありますが、不特定多数の人たちに公開したイラストをダウンロードしてもらえますので、ダウンロード数が増えれば増えるほど、大きくお金を稼げるというものです。
ストックイラストを始めるためには、PIXTAやACイラストなどに登録する必要があるので、今からでも登録してみましょう。
【結論】独学は必要項目だけやろう
最初に結論だけ言います。
「独学をするために、書籍を買い集めることはやめましょう。あんまり効果を期待できません」
この言葉に対し、いろんな反論があるかと思いますが、あなたの目標はイラストレーターの仕事を始めることです。
けっして、勉強することではありません。
もちろん最低限覚えておくべき内容というものはありますが、それはものの1時間もあれば簡単に覚えられます。
以下に必要項目を3つ整理しましたので、ぜひチェックして本日中にイラストレーターの仕事を始めてみましょう。
働ける場所を知ろう
まずは、イラストレーターの活動が行える場所を知っておきましょう。
企業で働くのは、一般的な就職活動が必要になるので、今回は除外します。
今すぐにでも働ける場所は、インターネット上にたくさんあります。
一番簡単に始められるのはクラウドソーシングサービスではないでしょうか。
最近ではテレビCMなどでもよく聞くようになったLancers、クラウドワークス、ココナラなどは、はじめての方でも登録しやすく、その日のうちに活動が始められます。
また、何も登録せずとも、企業やサイト運営者の方にダイレクトメールを送って、お仕事を依頼してもらうという方法もありますので、案外かんたんに始められちゃうんですね。
扱うソフトを知ろう
仕事をするときには、納品データをクライアントに送る必要が出てきます。
納品データはクライアントによって違いがあるため、どのイラストソフトを購入すべきか迷ってしまう人もいると思いますが、全体を網羅しているイラストソフトとしては、Adobeよりサブスクリプション契約できるIllustratorがあると便利です。
このソフトがあればほとんどの納品形式に対応できますので、ぜひ契約しておきましょう。
ただし、このソフトは継続支払いが必要なので、一括購入できるイラストソフトから始めたいというのなら、SAIやクリップスタジオなどがオススメです。(扱えるデータは減ってしまいます)
仕事の手順を知ろう
イラストレーターは、クライアントとコミュニケーションを取りながら、イラストを作っていきます。
基本的な仕事手順はおおまかに以下の通りです。
- 仕事がしたいと連絡(営業)をする
- 連絡が着たら見積書を作成する
- 見積書に同意を貰えたら契約書を交わす
- お仕事開始~納品
- 納品後、請求書を提出する
- 入金確認ご連絡を取り、お仕事完了
いろんな書類を作らないといけないように感じますが、これらはインターネット上に無料の作成ツールがたくさん公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
マインドが書かれた書籍は時間の無駄です
イラストレーターの勉強をするときには、プロイラストレーターが描いた書籍や初心者イラストレーターを対象とした本を購入しようと考えている人も多いはずです。
こういった本には、多少の独学には役立つ知識が乗っていますが、そのほとんどが無駄だということを知っておきましょう。
なんせ、イラストレーターのお仕事を始めるためには、上記でご紹介した項目を勉強するだけで事足りてしまうからです。
わたしも多くの書籍を読んで勉強してきましたが、書籍の内容のうちほとんどが「イラストレーターのマインド」が書かれており、自分とは違う人の考え方ばかり知ったところで、イラストの役には立ちません。
マインドの勉強に時間を取られてしまうよりは、上記の項目を勉強して、実際にイラストレーターの仕事をやっていく方が勉強になります。
経験が一番の勉強
この一言に限りますので、独学は必要最低限行うように気を付けましょう。
むしろ、イラストレーターを中心とした勉強というよりは、その活動が行えるサービスなどを勉強するほうが有益です。
【これだけで大丈夫】イラストレーターの副業を開始する最短ルート
さいごに、現在副業イラストレーター2年目のわたしの経験をもとに、イラストレーター副業を開始する最短ルートをご紹介したいと思います。
必要最低限のツール、登録だけのご紹介となりますので、参考のひとつとして頭に入れておきましょう。
①とにかくサービス登録
イラストレーター活動に必要なのは、「営業ツール」と「イラストレーター活動ツール」の2つです。
「営業ツール」の場合、TwitterなどSNSがあれば問題ないので、アカウントを一つ作っておきましょう。
このアカウントに自身の作品を公開していくと、気になってくれた人が依頼してくれるかもしれません。
「イラストレーター活動ツール」の場合、上記でご紹介したクラウドソーシングサービスに登録するだけで問題ありません。
気になるサービスに今すぐ登録してみましょう。
②作品の発信と提案をやり続ける
登録が完了したら、後は動くだけです。
SNSに自身の作品を公開して、フォロワーを増やしていけば影響力を伸ばすことができますし、クラウドソーシングサービスでいろんな案件に提案していけば、いずれ仕事は取れます。
最初はとにかく数を打つことが重要となりますので、最低1日1回の作品公開、1日3件の提案を行っていきましょう。
③トライアンドエラー
仕事がとれたとれない、反応があったなかった、それぞれ何が関係しているのか、自分の動き方を復習して、悪かった部分を改善していきましょう。
トライアンドエラーを繰り返せば、すぐにイラストレーターとして動けるようになります。
こんな私も、いまでは毎月5万円ほどイラストレーターとして収益を上げられるようになっていますので、効果はあると言えるでしょう。
おわりに
以上、イラストレーターの独学についてお話ししました。
独学のやり方がわからない人は、あらぬ方向の勉強をしてしまい、なかなか仕事受注に繋がらないという人もいます。
そんな無駄な動きをそぎ落とし、必要最低限のステップで、イラストレーターのお仕事ができるようになるため、本記事を参考に動き方を考えてみてはどうでしょうか。
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