【クラウドソーシング注意点】募集案件の単価で気をつけるポイント3つ

WEBライター

ランサーズやココナラ、クラウドワークスなど、副業やフリーランスの活動で利用できる場所が充実してきました。

こういったクラウドソーシングサービスは、今後も充実していくと予想され、利用ユーザーなども増えていくでしょう。

しかし、人が増えると言うことは、価格競争なども激しくなっていくことが予想されます。

どんどん安く、たくさんの仕事を受ける。

そんな人が増えてきてしまうと、働いても働いても生活できる収入を得られない。

そんな状況がやってくるかもしれません。

そこで今回は、クラウドソーシングでいろんな案件を見ていく中で、しっかりと適正価格の案件を見つけていくためのポイントを3つご紹介したいと思います。

募集内容と単価に的を絞ってご紹介しますので、その部分に不安がある人や、安い案件しか受注できていないという人は、是非チェックしてみてください。

クラウドソーシングの募集案件についての基礎知識

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まずは、クラウドソーシングの募集状況などをご紹介したいと思います。

全てのサービスをご紹介していると、かなりの物量になるので、今回はランサーズで募集されているライティング案件に、絞ってご紹介します。

この記事を作成しているのが2021年6月21日なので、その時点では主に以下の募集状況となります。

出典:Lancers

上の画像からもわかるように、ライティングだけで758件とかなりの案件が見つかります。

この結果は条件を問わない募集全体の案件となりますので、続いて文字単価1.0円以上の案件に条件を絞ってみたいと思います。

出典:Lancers

全体からみると、かなり募集数が下がりました。

ライティング関係で独立してフリーランスとして働きたいという時には、1.0円以上の案件を継続して獲得できなければ、安定した収入を得るのは難しいと言われています。

これからもわかるように、後悔されている案件の多くは1.0円以下であり、独立に向いていない案件も多いことから、募集案件を見分ける力を鍛えていく必要があります。



募集案件の単価で気をつける3ポイント

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それでは、本題となる募集案件の単価で気をつけるポイントをご紹介していきます。

気をつけるポイントは、いろんな視点から考えていく必要があるので、自分視点、発注内容、クライアント視点の3視点でご紹介します。

①自分の能力に合っているか

まず発注されている案件が、あなたの実力にあってあるでしょうか。

例えば単価1.0円以上のあれば、専門性が高くなったり、SEOの知識、マーケティングの知識などが必要となってきます。

そういった知識がまだなく、高評価をもらえる成果を作り出せそうにないのなら、まずは初心者向けの単価(0.5〜0.9円)のものからお仕事を始めてみましょう。

単価が安く設定されている案件の多くは、初心者向けの案件も多く、そこから様々な知識を学んでいくことができます。

案件の金額としては安くなってしまいますが、副業としての案件と考えれば、それでもある程度の収入となりますので、自身の実力を伸ばして高単価案件を受注するためにも、頑張ってみてください。

②作業量と合っているか

募集案件の中には、表示されている単価よりも多くの作業を求めてくる案件もあります。

例えば、文字単価1.0円だけど、1記事への掲載写真を数十枚準備するという条件がつけられていたら、それだけでもかなりの時間が取られるため、文字単価0.5円で同じ文字数、写真掲載は数枚の方が稼げるということもあります。

募集案件があり、「あっ、この案件良さそうだな」と感じた時には、まず募集内容に目を通して、作業量が収入と合ってくるのかを検討してみてはどうでしょうか。

これができずにいきなり受注してしまうと、スケジュールだけでなく、精神的にも厳しい状態となっていきますので、気をつけておきましょう。

③クライアントの評価はどうか

自分でできそうな案件が見つかり、作業量を調べても問題なさそうだという時、最終確認として発注しているクライアントの評価を確認しておくといいかもしれません。

じつは、募集内容には書かれていないけれど追加でやって欲しい仕事を書き忘れているクライアントも多いのです。

受注が決まった段階で「そういえば〇〇という条件もあるんですよね」という感じで伝えられることもありますので、注意が必要です。

簡単なチェック方法としては、クライアントの評価画面を確認することが挙げられます。

もしこの段階でクライアントの評価が低ければ、注意が必要ですので、事前に細かく質問してみるといいかもしれません。

また、クラウドソーシング系のお仕事では追加発注依頼などが行えますので、「〇〇という作業が追加になった場合、作業量からみて〇〇円ほど必要となりますがよろしいでしょうか?」という感じに伝えてみるのも効果的です。

何も対策せずにそのまま受けてしまっては、かなりの損をしますので、注意しておきましょう。

おわりに

以上、クラウドソーシングでの単価についてのお話をしました。

ライティングの案件に絞ったお話となりましたが、他業種の案件でも同じことが言えます。

とにかく安い単価のお仕事は、考えて取ることが大切です。

将来的にフリーランスとして活動したい方などは、どれくらいの単価の案件を獲得するのが、自分の収入的にあっているのかを考えてみてはどうでしょうか。

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