【初心者イラストレーターのお仕事】大変な営業は依頼プラットフォームを作れば解消できる

イラストレーター

イラストレーターのおしごとは、絵を描くだけじゃなく、依頼してもらうための営業活動も大切です。

これからイラストレーターを目指そうとしている人の中には、これをあまり意識していなかった人も多いと思います。

イラストを描くことに時間がかかるというのに、さらに営業活動も必要だと聞くと、かなり大変な感じがします。

もちろん、営業活動は大変です。

しかし、それは一般的な営業活動を行なっている場合であり、事前に依頼してもらえるプラットフォームを作っておけば、営業活動の時間を大幅に削減できるのです。

結論、SNSやホームページなど、あなたに依頼できる窓口を作っておけば、自然とお仕事が舞い込んできます。

本記事では、一般的な営業方法と、営業活動の手間を作成するためのプラットフォームづくりについてご紹介しています。

「なかなかお仕事が受注できない」「お仕事の受注方法がわからない」という人はぜひチェックして営業半自動化の準備を進めてみましょう!


イラストレーターが営業を行うべき理由

まずはじめに、なぜイラストレーターが営業活動を行わないといけないのでしょうか。

答えは簡単です。

あなたに依頼してくれる人がいないからです。

たとえば砂漠のど真ん中でお店を開いても、誰一人お客さんはやって来ません。

とくに待つだけで何も行動しなければ、人はやってきません。

必要なのは、自分がどういう仕事をしているのか知ってもらうことであり、その前提がなければ、クライアントはあなたに仕事を依頼するしないの判断が出来ないのです。

まずは自分のことを知ってもらう。

そして、クライアントの目的があなたのイラストと合致するときにお仕事が生まれますので、とにかく営業を始めなければ、イラストレーターの活動は始まりません。

このとき、あなたがどこかの企業に属して働いているというのなら、営業は営業部の方がやってくれます。

しかし、副業やフリーランスとして活動するというのなら、営業してくれる人がいないので、全て自分で行わなければなりません。

ちょっぴり大変ですが、イラストレーターの基礎となるお仕事活動なので、「イラストレーターも営業が必要だ」と頭に入れておいてください。


イラストレーターの一般的な営業方法3つ

まずは、イラストレーターが一般的に行なっている営業方法を3つご紹介します。

基本的には、自分発信で直接いろんな人(企業)に声をかけていくことがメインの営業活動となり、ちょっぴり大変です。

①ホームページや企業へ営業(もちこみ)

一番メジャーな営業活動としては、ホームページ運営者や企業に営業する方法です。

営業のやり方としては、問い合わせページからお仕事提案をしてみるのもいいですし、掲載されている連絡先にTELして、直接持ち込みできないか確認してみるというものがあります。

このとき、自身のポートフォリオ(作品一覧)などがあると話が進みやすく、お仕事依頼につながりやすいです。

ただ、営業したからすぐに仕事が取れるというわけではなく、機会があれば依頼してもらえるという感じで、依頼されないこともありますし、依頼されても数ヶ月後というパターンもよくあります。

このやり方は数をこなしていくことも重要で、一件営業したからお仕事が取れるというのはごく稀で、複数の人(企業)に対して営業していかなければお仕事受注できません。

詳しいやり方はこちらの記事にも掲載していますので、のちほどチェックしてみてください。

・工事中(【初心者イラストレーター必見】簡単にできる直接営業の成功率を高める3つのコツ)

②エージェントの利用

お仕事を受注するときには、エージェントと呼ばれる仲介業者を利用することで、エージェントに舞い込んできたお仕事が依頼される場合があります。

いわゆる登録イラストレーターというもので、フリーランスや副業者が半分企業に属してお仕事を受注する方法です。

これには営業活動などが必要なく、エージェントに登録できてしまえば、ぴったりのお仕事を紹介してもらえます。

ただし、登録には審査があるため、あなたの絵の技術力が問われることもありますし、登録できても継続的にお仕事が舞い込んでくると思わない方がいいでしょう。

1人で動くよりも安心・安定した受注は期待できますので登録はオススメです。

ただ、仲介手数料が発生する場合が多く、登録エージェントのなかには、高額な手数料の場所もあるので、事前チェックが大切です。

・工事中(【初心者イラストレータの働き方】エージェントに登録して安定お仕事受注)

③SNSでお悩みを抱えている人にダイレクトメッセージ

SNSには、いろんな人たちが登録しています。

それは個人だけでなく企業も含まれ、お仕事のやりとりをSNS上で行なっているという人も多くいらっしゃる感じです。

SNSで営業活動を行う方法としては、悩みを抱えている人やお仕事紹介をしている人にダイレクトメッセージを送るという方法があります。

たとえば、「〇〇ってどうやったら解決できるの?」というつぶやきがあれば、「そのお悩みは〇〇を使えば解決できますよ。お見積もりを作成できますが…」という感じに提案を行なっていくイメージですね。

ただし、SNSなど匿名性の高い場所でのお仕事受注は、相手が誰なのか分からない状態で働くため、お仕事トラブル率がちょっぴり高めです。

しっかりリサーチと対策をとっていけば問題ありませんが、初心者イラストレーターの中には失敗経験をお持ちの人も多いはずです。

詳しくは以下記事でSNS活用時の対策を整理していますので、こちらも後ほどチェックしてみてください。

・工事中(【初心者イラストレーター必見】SNSでお仕事受注する3つの方法)


営業するのに時間をかけすぎていたら疲弊します

上記でご紹介した営業活動。

これがうまくいけば、その活動を継続していいと思いますが、現実はそう甘くなく、営業したからすぐ仕事が取れるのはほんのひと握りです。

もちろん、万全の対策を知っておけば依頼されやすくはなりますが、それにも限界があります。

そこで次章では、どんどん疲弊していく今の営業方法から、自分の手間を減らして「半自動化」した営業方法へ動き方を変化させていくためのプラットフォームづくりについて整理してみました。

自分から声をかけるイラストレーターよりも、声をかけてもらえるイラストレーターの方がかっこいいですし、営業に疲れることがありません。

今後の活動に重要なポイントとなりますので、ぜひチェックしておきましょう。


依頼してもらえるプラットフォームづくりをしよう【オススメ方法を3つご紹介】

営業をするのが大変だと感じるのなら、不特定多数の人たちから見てもらえる依頼プラットフォームを作ってしまいましょう。

プラットフォームと聞くとちょっと難しそうなイメージがありますが、簡単に説明すると「自分がどんな作品を描けるか知ってもらう場所」です。

利用できるサービスは主に3つありますので、気になるものから始めてみてはどうでしょうか。

①SNSへ投稿

前章でSNSのダイレクトメッセージを利用して営業するというお話をしましたが、ここでは営業するのではなく、SNSに投稿を行って計画的に営業する方法をご紹介しています。

手間なく簡単に始められるサービスとしては、TwitterやInstagramなどのSNSがあげられます。

これらのSNSには、描いたイラストを掲載できたり、イラストレーター活動の情報発信が行えます。

ネット上でイラストレーターのお仕事をするとき、お互い顔を知らない状態でやりとりすることとなるため、SNSなどその時の気持ちや作成しているイラストを簡単に公開できるツールはかなり便利です。

SNSの多くにはダイレクトメッセージが利用できますので、そこから案件中ができるパターンもよくあります。

(ももひきも定期的にSNSから案件受注できています)

また、SNSならスマホでも利用できるため、簡単なつぶやきなら外出時でも行えます。

今からでも始めやすいサービスなので、是非利用を検討してみてください。

・工事中(初心者イラストレーターは安定受注のためにSNSで依頼プラットフォームをつくろう)

②ホームページの作成

イラストレーター×ホームページという組み合わせはかなり強いです。

なぜかというと、ホームページは情報掲載の自由度が高いということが挙げられます。

ホームページを会社に例えるとわかりやすいのですが、会社を持っていない人にお仕事を依頼したいでしょうか?

ほとんどの人は、「会社を持っていないのに仕事なんてお願いできない!」と考えるはずです。

そしてネット上ではホームページが会社の役割をしてくれます。

ネットで依頼してくれるクライアントは、作業してくれる人の素性を知りたがります。

  • 「どういう人物だろうか」
  • 「最後まで仕事してくれるだろうか」
  • 「途中で投げ出さないだろうか」

いろんな意見があると思いますが、とく信頼できる情報がなければ、依頼したいとは思わないはずです。

そんな時、しっかりとホームページが作られており、過去にどういった実績を持っているのか載せてあれば、それだけでも信頼感がアップします。

ホームページ=信頼と言ってもいいくらい効果的ですので、イラストレーター活動を行うのならホームページ作成も視野に入れておきましょう。

ただ、ホームページを作るのはかなり大変だというイメージがあるはずです。

  • 「ホームページ作成を依頼すると高額そう」
  • 「自分で作るのは時間がかかりそう」
  • 「運営が難しそう」

たしかにホームページにはそういったマイナス要素があります。

このとき、ワードプレスと呼ばれる便利ツールを利用していけば、ちょっとした維持費を支払うだけで、知識がなくても簡単にホームページが作れるのをご存知でしょうか。

ワードプレスは世界シェア3割以上とたくさんの人たちのホームページがこのツールで作られています。

通常だとプログラミング言語を用いてホームページを作成しますが、 WordPress ならその知識がほとんど必要ありません。

ももひきのHPもWordPressで作成しているため、プログラミングの知識なく、簡単にブログが書けています。

WordPressを作るためにはドメイン取得が必要となり、ももひきは「お名前.com」というサイトでドメインを取得しました。

簡単に手続きが行えましたので、登録を検討してみてください。

③クラウドソーシングへ登録

安定受注を行いたいのなら、実績の多いサービスへ登録していく必要があります。

初心者イラストレーターにオススメなのはクラウドソーシングというお仕事が集まるプラットフォームというもので、有名な場所としては最近CMなどで登場する「ココナラ」や「ランサーズ」です。

登録してサービスを出品しておくだけで、自然と閲覧数が集まり、お仕事を依頼してもらえるということも多いサービスで、ももひきの場合だと、ランサーズで毎月5万円ほど、ココナラで毎月4万円ほど営業なしでお仕事が受注できています。

とにかく登録しなければ、お仕事受注ができませんので、登録+サービス出品まで準備し、様子をうかがってみてはどうでしょうか。


営業の準備をはじめましょう

以上、営業活動の時間を削減し、安定受注するための対策を3つご紹介しました。

どの方法もイラストレーター活動に大きく影響してくる内容となっており、インターネット社会の普及によって必須となってきます。

登録や情報入力に時間はかかりますが、長期的な効果は絶大ですし、少しずつ成長させていけば、これらのサービスだけで生活できるようになるかもしれません。

準備しないとなにもお仕事が来ませんが、準備していけばお仕事を受注できる可能性を生み出せますので、ぜひ今から時間があるときに営業の準備を始めてみましょう!


おわりに

長い説明となったため、さいごに全体の内容を整理したいと思います。

気になる項目などがあれば、一度自分で調べてみるのもいいですし、ももひきが作成した記事をご参考いただけると嬉しいです。

  • 個人で動くイラストレーターは営業しないとお仕事がない
  • 一般的なイラストレーターの営業方法は持ち込みやダイレクトメッセージによる直接営業がメインだけど大変
  • 営業に時間をかけすぎると収入減につながる
  • 営業せずとも依頼してもらえる依頼してもらうためにもプラットフォームを作成しよう
  • おすすめのプラットフォームはSNS、ホームページ、クラウドソーシング
  • 今すぐ準備することが大切

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